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9月20日(日)表参道パウゼステーションステップ、開催しました!
表参道カワイパウゼでは、2月以来コロナ禍の影響ですべてのステップは中止だったそうです。
今回私が代表を務めるパウゼステーションは、多くのみなさまのご協力を得て、例年よりも少人数の出演者ではありましたが開催することができました。
アドバイザーには杉本安子先生、有能で明るいスタッフのみなさん、田中貴子先生、中川さとみ先生、小泉順子さん、神力さん、そしてカワイ出版、カワイ表参道の多大なご協力に心から御礼をお伝えいたします。
このようなコロナ禍でも出場しようとするくらいですから、今回のステップは全体の演奏レベルが上がっていました。
ショパンのロンド作品16、メンデルスゾーン無言歌3曲など、これらの演奏は驚くほど上手で、まったく格別でした。
あんなに素晴らしいショパンロンドは、ショパン国際コンクールで、フェイ・フェイ・ドンの第2次予選での演奏を聴いて以来です。
ロンドでも軽やかさだけでなく味わいがあり、テンポ、強弱、構築性、クライマックスなど、聴かせどころも明確で、この演奏者は普通大学の学生だそうですが、ここまで素晴らしいのはどういう理由なのだろう。。。としばらし感慨にふけり、感動を超えたものがありました。
メンデルスゾーンの無言歌の演奏者は学生音楽コンクール関係でしょうか。3曲の個性もそれぞれに表現されており、特に『デュエット』は、本当に男と女の仲睦まじいおしゃべりを聴くようでした。
全体にちびちゃんたちの演奏も音が美しく、よい演奏ばかりで驚きました。
アドバイザーの杉本安子先生が仰るに。。。
「小さい子たちがみんな上手で音がきれいだけど、あれは先生のところの生徒さんの関係?それともMiyoshiメソード関係? MIyoshiは音がきれいになるからね。」
「ははぁ、それが。。。。まったくもってですね、私の生徒はひとりもおりません。」
コロナに関係なく、ピアノのレッスンを続けているちびちゃんたちなのでしょう。
グランミューズの方々は、それぞれに音楽に対しての想いがあり、それがひしひし伝とわってくる演奏でした。
人生のいろいろなステージで、ピアノとともに過ごすことは、その方の人生に彩りが添えられ豊かになると信じています。
そうだわ、1人、度肝を抜かれた演奏者がいらっしゃいました。
急にメロディに合わせて弾き歌いを始め、私はこのコロナの状況下ですからびっくりして、事前に申告があれば、アクリルカーテンを吊るすなど対策を取りましたが、いきなりのことで止めることもできずで、唖然茫然のうちに弾き歌いをされてしまいました。
ステップは誰が何を演奏しても構わないという前提ですが、表参道パウゼステーションステップはある程度の制限、ある種の暗黙の了解を設けています。でもその網目を見事に通り抜けたともいうべき演奏者でした。
もちろん、これについては本部に申し出ておきました。
なににせよ・・・
スタッフのみなさんがきびきびと、礼儀正しく動いて下さり、気持ちのよい印象を与えて下さり、本当に感謝した1日でした。
田中先生は足が“象足”になってしまったとのこと、そんなによく動いて下さって、心からありがとうございます。
めったに疲れたとは言わないパウゼの甘利さんも、久々のステップ運営に、さすがに「疲れが出た」。。。とFBに告白が!
ごめんなさい。
でも、みなさまのサポート、本当にありがとうございます。
楠原祥子
 

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