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4月7日(土)汐留ベヒシュタインサロンで開催されたこのコンサート、とても盛況でした。
まりちゃん、みなこちゃんが出演!
まりちゃんはプレイエルのソナチネ全楽章、みなこちゃんはグリークの抒情小曲集から「アリエッタ」「ワルツ」「パック」の3曲です。
まりちゃんはコンサートのトップバッター。13時開演で最初に演奏でした!
ガラコンサートで一番最初に弾くのは、そのコンサートの印象を良くも悪くもする責任もあるし、目立つしで、ドキドキものではありますが、前に弾く人がいない分、音色や音質など最初に提示できるという強みもあります。
私はまりちゃんを信頼しているので、演奏順1番だと知った時も、大丈夫!まりちゃんなら立派に弾いてくれると思いました。これまでまりちゃんは、本番でひぇ~っとパパママが腰を抜かすようなこともしたらしいのですが、幸い???私はそれを聴きませんでした。
1楽章、音もくっきりと出ていて、リズムも軽やかで、古典的な強弱のコントラストもよくついていました。曲想の切り替えが絶妙にできるようになり、これは最近のまりちゃんの大きな進歩だなぁ・・・と思います。
2楽章メヌエットは、3拍子の拍子感がよかったです。もしかすると、ここまでこなせたのであれば、もう一段階進んだアドバイスをしておけば、優雅な雰囲気などさらに深めることができたかもしれません。
3楽章は最終楽章としてふさわしい快速なテンポで始まり、3つの楽章のそれぞれの違いがはっきりわかる仕上がりでした。後半で少しテンポダウンしたけれど、最後は持ち直しました。ブラボー!
まりちゃんの後、一人はさんで、3番目がみなこちゃんでした。
みなこちゃんは前橋市在住で、普段は黒崎先生が指導し、曲ができた時にレッスンしています。
さて、「アリエッタ」はとても人気のある美しい曲。フレーズのまとまりがよく、流れがとてもきれいでした。右腕の動きがもう少し自由になったら、メロディラインの音に伸びが出そうだなぁ。。。と感じましたが、1曲目はそうなりがちで、徐々に身体が自在に使えていくものですね。
2曲目の「ワルツ」。ワルツとしては物悲しい雰囲気の曲で、それを上手にみなこちゃんは醸し出しました。ペダルをさらに多く使って、もう一歩大人の演奏の仕上がりに近づけることができたかも・・・とまたもやアドバイス不足を悔いたワタクシでありました。
3曲目の「パック」。これはもう難しい曲をよくこなして頑張ったことに大きな拍手!!
3曲まとめて弾くことは初めてだったのでしょうから、力の配分など、みなこちゃん自身これからにつなげていく大きなきっかけになったことでしょう。
第1部では、「舞踏へのお誘い」など大曲を2曲見事に弾いたなつかちゃんの演奏が、二人のお手本もなったと思います。先輩お姉さんの演奏を間近に聴いて、きっとまりちゃんもみなこちゃんも、あぁなりたいっ!と熱い気持ちを持ったでしょうね。
そして特筆すべきは、太田糸音さんと藤田真央くんのゲスト演奏でした!!
まりちゃんもみなこちゃんも、演奏したのは13時過ぎなのに、それからお食事に行ったりしながらも最後19時からの藤田真央くんの演奏まで聴いて、ほんと、えらかったです。
いやもうそれは、聴いてよかったし、聴いたかいあって、これから二人が伸びていく道筋をお二人のゲストが作ってくれたのでした。
このコンサートのために頑張り、よい経験をさせて頂いて本当によかったです!
二人の演奏写真が上がってきたら、また追加して掲載しますね。
←憧れのピアニスト藤田真央くんとのショット❗とっても可愛い?
 
 
 
 
 
 
 

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