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学校でエクセルシオのメンバーと、ザレンプスキのピアノ五重奏作品34の合わせをしています。

みんな笑顔!しかしっ、曲は難曲。。。

みんな笑顔!しかしっ、曲は難曲。。。


29日の私のリサイタルで演奏します!
クァルテット・エクセルシオは桐朋の学生時代に結成。もう20年が経過して大活躍中のカルテットです。
ファーストの西野ゆかさんが手の故障の治療で、団友の小林朋子さんに交替しています。通称“こばともちゃん”。
こばともちゃんが手にしているのはこの五重奏のスコア。これはピアニストのヤブウォンスキが貸してくれたもの。「今年は弾かないから使っていいよ。」って。Krzyszu、ありがとう。
現在は出版元のPWMでも在庫切れで入手困難なのです。桐朋の図書館では所蔵しているので、その2冊を使っています。
ファーストこばともちゃん、セカンド百子さん、チェロの大友はっちゃん

ファーストこばともちゃん、セカンド百子さん、チェロの大友はっちゃん


エクセルシオとの共演は、千葉のピアニスト仲間の野本哲夫くんのおかげで実現しました。哲っちゃんの桐朋の同級生がチェロの大友肇さん。通称“はっちゃん”。
セカンドは山田百子さん。そしてヴィオラの吉田有紀子さん。
 
 
 
学生ホールでお昼食べていたところへ、吉田さんの同級生がたまたま家族連れで現れて、全員で記念撮影。スイス在住で、4歳のお嬢さんはミシェルちゃん。2015エクセルシオとお友達
この写真で私が大友くんにもたれかかっているのは、チラシのエクセルシオの写真をマネしてみただけ!決してアヤしくありません。。。。
 
 
さて、この曲は32歳の若さで夭逝した作曲家の最後の渾身の作品!
フランツ・リストに弟子入りしたのが20歳の時でした。リストはザレンプスキの抜きんでた才能を高く評価し、コンサートツァーに同行させ、出版商を紹介し・・・とリストらしく愛弟子を可愛がって面倒をみたようです。
1854年生まれですから、ポーランド人作曲家としては、ショパンの次世代を担った人です。当時ポーランドは分割や圧政など困難な時代だったため、若くして祖国を離れ、最後はブリュッセル音楽院のピアノ科教授として生涯を終えました。
ザレンプスキ

ザレンプスキ


それにしても40分かかる大曲!難曲!
そして名曲です!
 

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