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ショパン協会長野支部主催のリサイタル、とても温かく迎えて頂き気持ちよく演奏しました!
ご来場のみなさま、本当にありがとうございます。
また長野支部長の奥村美佳さんの懐の深さと、スタッフの献身的なお仕事ぶりには驚きでした。都会では忘れられている人間同士の結びつきがおありと感じました。
会場は『アフロディーテの家』
奥村さんのお父様がやっていらした病院をサロンに改装して、ご自身も演奏活動を続け、長野支部の活動も活発にしてらっしゃいます。
プログラムはオールショパンプロで。。。
ポロネーズ(遺作)作品71-2 B-dur
ポロネーズ第2番 作品26-2 es-moll
ノクターン 作品9-3 H-dur
バラード 作品47 As-dur
スケルツォ 作品31 b-moll
舟歌 作品60
というリサイタルとしてはいくらか短めのプロで、トークを交えながら。
前半の3曲は初出しの曲でしたから、本当なら緊張モノですが、最初のポロネーズで聴衆のみなさまと共有する雰囲気を作ることができたので、その後も気持ちよく弾き進むことができました。
バラード、スケルツォ、舟歌は、集中力をキープできたことが私自身大きな励みになりました。
集中力のキープはなかなか難しいこと。恐ろしいことに、まさか自分で他のことを考えようとするわけではないのに、思考が勝手にとんでいることがあるのです。
気がつくと、違うことに頭が行ってる。やややっ。。。と我に帰る。
それでもどうにか弾いているのだから、それまた恐ろしいことです。
反復練習によって、体が覚えたことをそのままやっている数秒があるわけで、でもその間は音楽を創作していることにはならないですね。
今回はそうではなく、終始、自分でコントロールしながら創作している意識がはっきり持てました。
よかった!やったやった。
長野新聞にもコンサート案内の記事を載せて下さっていました。
終演後には、スタッフのお手作りのBigosキャベツと肉の煮込み、Placki dzimniaczneポテトパンケーキなど ポーランド料理で乾杯。屋上で志賀高原や菅平の山々を見渡しながら、ちょっと寒かったですが、澄んだ空気を胸いっぱい吸い込んで、ホント、気持ちが洗われたました。
それにとっても美味しかったです!
楠原祥子

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