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我らが恩師、林秀光先生の記念コンサートが丸2年間のブランクを経て、ようやく再開します。

明日9月6日(火)カワイ表参道コンサートサロンパウゼです。

そもそもあるはずだった1年目は誰もがコロナに戦々恐々となってしまい、コンサートどころではなくなりました。2年目は演奏者のうちの一人のご主人がサイトウキネンオーケストラのメンバーで、松本で行われたコンサートの直後に感染し、結果的にこのコンサートの直前に濃厚接触者になったため止むを得ず延期。

さすがにあまり長く途切れているのはよろしくない気がしていました。やっと実現、再開できることになりました!

林先生も喜んで下さっているでしょう。

先生のことが懐かしいです。先生への感謝の気持ちが支えになっているのですもの。

そもそも、このコンサートの企画の発端は。。。林先生のお葬儀の際に門下生から集まった気持ちがまとまった金額になり、奥様の安喜子先生から、門下生の今後の演奏活動の基金にしてほしい、との有難いお申し出を頂き、それ以来補助金をこの基金から出して、10年間続けています。

安喜子先生はメゾソプラノの歌い手として長年活躍され、愛知県芸で教授をなさっていました。それはもう滅茶苦茶ステキな方なのです!

人のことをちびとは言えませんが、安喜子先生は私にとっては珍しく視線をやや下にしてお話できる方で、でも素晴らしく高く立ち上げをつけたゴージャスなヘアスタイルにしていらっしゃるので、やけに大きく見えることもあります。

いえ、あれはたぶんヘアスタイルを凌ぐ強いオーラと迫力のなせるワザ!

時々世界的な歌手のコンサートにご一緒します。間も無くご一緒するのは、ファン・ディエーゴ・フローレス!!!!発売と同時に頑張って取りました。

林秀光先生が私たちの前から去っても、安喜子先生とご一緒していると秀光先生の存在をまだ身近に感じられるのです。

さて、すぐ話が飛びますが、話を戻すと。。。

この基金から補助金として毎回のコンサートに出資するのですが、これまではいつも黒字決算だったため、補助金をそっくりそのまま戻して頂いていました。

でも今回は、さすがにまだコロナ禍の中でもあり、新たにアーカイブ配信も行うので、ようやく補助金がお役にたちそうです。

西山雅千さんは長くロンドンで活躍してきたピアニスト、服部章子さんもソロリサイタルなど意欲的な演奏活動を行っています。大島史子さんは室内楽ピアニストとして大活躍です。

明日は楽しみに聴くことにしましょう。林門下の方達も集まって下さることと思います!

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