久々のフライト めんそーれ!
雲の上はいつも青い空!
飛行機に乗ることがもう一大イベント!というくらい久々のフライトです。
この景色、なんて久しぶりでしょうか。雲の上に出ると、そこに広がるのは眩しい光と青空!
この前に飛行機に乗ったのはいつだったかしら。ポーランドから取るものもとりあえず戻ってきた時のことだから、もう1年半も前のことです。
こんなに飛行機に乗ってワクワクしたなんてかつてないこと。この間に機内のWifi環境もすっかり整って、ネットし放題になっていました。
それにしても行き先が先なものですから。。。
よりにもよってこの時期にではありますが。。。
空港に到着すると、モワァ〜、ねっとりと肌にまとわりつく湿気がトロピック。たくさん迎えてくれたのは色とりどりの胡蝶蘭でした。あまりにもたくさんあるので、ニセモノ?かと疑って触ってみたら全部ホンモノ。トロピック気分満点。
うふん、さて空港内でまず目指すは『そーきソバ』。とろんとした軟骨がなんともいえない食感のおそば。はずせません!
国際通りのお店はほとんど閉まっているという話なのですから、ここで食べておかなくっちゃ。
おそばの影にかくれているもずくは、さすがに食感がしっかりしていてやっぱり本場のホンモノ!
とっても美味しかった。ごちそうさま!
さてホテルに到着。タクシーの運転手のおばさんがとても感じが良かったので、明日のホールまでも予約しました。そうしたら、
「シュガーホールまで!お客さん音楽関係者?あすこはサトウキビがいっぱいのところでね。喜んで行きますよ。あぁぁぁぁっ、な〜んて幸せ!」
とモーレツに喜んでくれました。
「そんなに幸せを差し上げることができるなんて、私もシアワセです!」
観光客激減でお仕事が減ってしまっていたのでしょうね。
さてホテルにチェックインしてから、少し国際通りや市場を歩いてみましたが、半分くらいはお店が閉まっていて賑わい今ひとつ。
それでもマンゴージュースはしっかり飲んでみました!南国気分満点。
非常事態宣言下というのにいったい何しにやってきたのかと思われそうですが、明日はちゃんとお仕事しますからお許しを。
早々ホテルに戻って来ました。丘がちの市街地の頂上に首里城の赤い大きな門が見えます。良い眺め!
でも。。。
部屋で本を読むより、思い切ってプールサイドに繰り出すことを決意!水着もすべて貸してくれるのですって。
えっ?!まさかの完全貸切状態のプールサイド!!!
束の間のセレブ気分を味わいます。
夕方も6時をまわるとトロピカルな空気はクールダウンして、吹き抜ける風がほんとに気持ちがいい。
つい最近音楽之友社から出版されたばかりの『師としてのリスト』。ピアニストの内藤晃さんの共訳監修で、リストのレッスンについて克明に書かれています。
これはとっても面白い本。リストがレッスンでどんなことを曲に対して言ったか、どんなピアニストたちがレッスン受けたか、当時どんな曲が弾かれていたか、興味が尽きません。
それと今日中に見てしまいたいリモートセミナーが2つあるのです。リュート奏者野入さんの『ルバートについて』と、青柳いづみこさんの『ドビュッシーの散歩道〜子供の領分』。
これはお部屋に戻ってからにすることにして、ちょっとだけ泳ぎます!
そーきソバでお腹いっぱいになってしまったから夕食ももういいし、ここでゆっくりできてよかった。
さて翌朝、南城市のシュガーホールに向かいます。
タクシーのおばさんはガイドもしているそうで、島内の土質や農作物についての話も聞かせてくれて退屈知らず。庭先になっているマンゴーまで見せてくれました。
ここからさきは真面目に丸一日お仕事です。
とても立派なホールでスタインウェイのフルコンもよく鳴ります。
審査は順調に進みました。小学生3,4年部門はやはり上手な人が多く、かなりレベルも高かったので通過点も釣り上がりました。
途中でお化粧室に行ったら、窓が開け放たれていて、その向こうにはさとうきび畑が広がっています。もわぁ〜っとする熱帯の空気感。
ぎゃっ!ふと見れば目の前の壁には。。。白いヤモリがビタッ 👀
うーん、かなりトロピックであります。
こうしてシュガーホールでの一日は終了し、またタクシーおばさんの運転で那覇空港に向かいます。
沖縄の昔話や、パイナップルとサトウキビでは育つ土質がまったく違うこと、沖縄の激戦地では人の霊を今でも感じることなど話してくれます。
ほんと、おばさんに運転してもらえてよかった。沖縄によい思い出が一つ加わりました。
胡蝶蘭に見送られて、東京への遅い便で帰京します。
とってもよい滞在だったわ。
次にはゆっくりとレジャーで来たいな、と心から思いつつ、沖縄の地からテイクオフ!
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