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新緑の季節、5月がやってきました。今はGW真っ最中。

シューマンの『愛しい5月』Mai, lieber Mai (May, sweet May Op.68-13) !やさしいそよ風やりんごの白い花を歌い上げ、5月だけの季節への愛しさが全曲に溢れていて大好きな曲です。

もう1曲、私の大好きなのはチャイコフスキーの5月。「四季より」5月『白夜』です。ロシアの詩人フェートの短い詩が冠されています。

白夜―5月 (フェート)

      なんて安らぎに満ちた夜だろう! ありがとう、北のふるさとよ。

      氷に覆われた王国から、雪の降りしきる王国から

      5月よ、君はなんて清々しく、鮮やかに飛び立つのだろう! 

さて。。。

シューマンでもチャイコフスキーでもなく、今日の話題はまたショパンです。

みなさまにお知らせです。

ショパン・ナショナルエディション(エキエル校訂版)【日本語版】バラード/ワルツ 5月15日全音楽譜出版より全国一斉発売になります!(定価3080円)

長い長い道のりだったエキエル版バラードの翻訳、ため息が出た日々も過ぎ去りようやくです。

これまで耳慣れなかった第2番集結や、第4番124小節の和声進行も、エキエル先生の仕事を辿りながら原資料譜を見ていくと、なるほどそうなるのか。。。と、今はもうその響きにも驚きません。

一行一行何十回も検討し、日本語にしてからがまた苦闘に次ぐ大苦闘!!

拙い言い回しも残ったかもしれませんが、皆様、これからはどうぞ日本語版で弾いて下さい。   

楠原祥子

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