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コンクール

ファイナル1日目!

そもそもパホレツの演奏は大好きです。昨日のコンチェルトはどうだったかしら。それぞれのパーツを聴くと素晴らしい完成度で、とても上質で上品な音楽づくり。でもいかんせん変化に乏しいのは否めないのでは? Hao Raoのソロが始まった時、音楽は急に躍動を始め、まったく違うものになりました。 そして休憩をはさんで期待...

コンクール

ショパンコンクールはついにファイナルへ

日本からのお二人、小林愛美さんと反田恭平さん。 ポーランドのシモン・ネリングの名前がないのは寂しいです。前回入賞者し、その後ルービンシュタインコンクールで優勝したことのプレッシャーも大きかったのでしょうか。でも大器であることは間違いないです! 17歳トリオはすごい。JJブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、Hao・...

コンクール

セミファイナルで聴いたOp.2 ラチ・ダ・レム・ラ・マノ変奏曲!

ショパンコンクールは今日からファイナル。12名のファイナリスト。これから3日間、毎日18時からです。 その前に、セミファイナル3日目最後のセッションで演奏したこの3名はそろってファイナルに進んでいます。 ポーランドのヤクブ・クシュリクJakub・Kuszlik、韓国のヒュク・リーHyuk・Lee、カナダのブ...

コンクール

ショパン国際コンクール女性陣の活躍ぶり

女性陣の演奏も素晴らしいです。 筆頭は、やはり天才少女の前評判通りの演奏だったEwa Gevorgyanエヴァ・ゲヴォルギヤンでしょうか。 長い輝くばかりのストレートヘアを結び、17歳とはにわかには信じられないような、早熟さがみてとれる顔をそのままあらわにして、ドレスはブラック。 只者ではないぞ、と存在感を...

FAZIOLI

ショパンコンクール第1次予選2日目

ワルシャワのフィルハーモニーホール2階センター席の審査員。前列右に海老彰子さんがいらっしゃいます。左となりはフィリップ・ジュジアーノ、その左はジョン・リンクでしょうか?そして左へ、アダム・ハラシェヴィチ、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、ケヴィン・ケナーと続きます。 この日は日本人が次々演奏しました。 まず進藤...

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ムジカノーヴァ9月号に掲載!モシュコフスキの練習曲のこと

8月20日発売のムジカノーヴァ9月号、◆今月の課題曲◆に、モシュコフスキー16の技術練習曲Op.97から第2番について書かせて頂いた記事が掲載されています。 2021年ピティナ・ピアノコンペティションD部門の課題曲です。 ピアノを習うと必ず弾くのが『エチュード』。コンクールに出場すると必ず弾くのは、いえ、弾...